副業が会社にバレないようにする方法

家計が苦しいので副業をしようと考えてはいるものの、本業の会社の就業規則で副業が禁止されているため「副業が会社にバレないか」を心配する人も多いのではないでしょうか?
この記事では副業における社会的背景と、”副業バレ”してしまう要因、そして副業バレをしないための対策・方法について解説します。
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政府の「働き方改革」で副業を推進
今から20年以上も前の事ですが、ある人が「いずれ公務員も、お願いだから副業をしてちょうだい!と言われる時代が来るよ。」って言っていたことがあります。
当時は「まさか!?」と思っていたのですが実際、政府は今「働き方改革」とやらで、副業を推奨しています。
公務員は別としても、「本当にあの人が言っていた通りだ!・・」と痛切に感じるところではありますが、とはいえ、企業は副業を認めてしまうと社員が過剰労働に陥り、本業に支障が出たり、同業他社への情報漏えいにつながる等の懸念から、未だに副業を容認していない企業が7割以上(2020年経団連調査)もあるらしいです。
アフィリエイトは副業で行うには最適なビジネスですが、まだまだ副業を認めていない企業が多い中「副業したいけれど会社にバレるのが嫌だ!」と思う人は少なくないでしょう。
なぜ副業がバレてしまうのか?
会社が副業を認めてないなら、「会社に内緒で副業すればいい」と思う人もいらっしゃるかもしれませんが、会社に内緒で副業しても「副業バレ」してしまうことは結構多いようです。
ではなぜ副業していることが会社にバレてしまうのでしょう?
副業がバレてしまう経緯として・・
副業が会社にばれてしまう要因はいくつかあると思いますが、一例として
- コンビニや居酒屋などで副業していたら会社の上司や同僚にバッタリ会ってしまった
- 運転代行の副業をしていたら乗せたお客さんが自分の会社の社長だった
こんなことも副業バレしてしまう経緯としてあるようです。
だったら、「人との接触がないインターネットを使ったネットビジネスなら副業していてもバレないんじゃ?」と思われる人もいるかもしれませんが、アフィリエイトなどのネットビジネスでも副業がバレてしまうことがあります。
人との接触がないネットビジネスでも副業がバレてしまう理由
人との接触がないネットビジネスでも副業がバレてしまう理由は
- ①ブログを運営していてプロフィール画像や本名をアップロードしていたため検索エンジンにひっかかりバレてしまう
- ②フェイスブックやSNSに自分のサイトへのリンクを張っていて、そこから自身のアフィリエイトサイトなどへ誘導してしまいバレてしまう
- ③副業で稼いでいる事をついつい自慢したくなり、同僚にしゃべってしまい上司にチクられバレてしまう
- ④副業収入での住民税が給与所得に上乗せされ会社にバレてしまう
このようなことが、人との接触をしないアフィリエイトでも副業バレしてしまう理由です。
その中でも、いちばん多いのが③の「人からのチクリ」と④の「住民税」です。
「絶対に他人にしゃべらないからチクリの心配は大丈夫」と思っていても、副業で収入を得ると住民税が上乗せされ副業がばれてしまう原因になるので、この「住民税」には特に注意が必要です。
住民税で“副業バレ”するのはなぜ?
では住民税で“副業バレ”するのはなぜでしょう?その理由をご説明します。
副業分の住民税額が本業の会社に通知される
副業で収入を得て、確定申告をすると関係してくるのが「所得税」と「住民税」です。
所得税は副業で得た収入を翌年の3月15日までに税務署にて確定申告をし、所得税を収める事になるのですが、すると自動的に所轄の税務署からあなたの居住する市区町村に住民税額が告知されます。
あなたが本業でサラリーマンをしている場合、本業分の住民税は会社の給与から自動的に天引きされますが、そこに副業分の住民税額が上乗せになって会社に通知されることになります。
すると本業の会社から「あれ!?、どうして君はこんなにも住民税が高いんだ!?」ということになり、副業していることが会社にバレてしまうのです。
このように副業での確定申告で副業していることがバレてしまうことが多々あるので、この確定申告のやり方を変えることで本業の会社に副業していることがバレずに済みます。
副業がバレないようにするための確定申告の方法は下記のとおりです。
副業が会社にバレないようにするための確定申告の方法
副業がバレないようにするための確定申告の方法は、副業分の住民税を給与天引きでの納付ではなく、自分で直接納付(普通徴収)すれば、本業と分けて住民税の納税を行うことができるので、会社に副業がバレません。
「普通徴収」での住民税に関する詳細と具体的な納付方法については下記サイトをご参照ください。
まとめ
今回は本業の会社にバレないように副業する方法について解説しましたが、特に人との接触がないアフィリエイトでも「住民税」により副業がバレてしまう要因となりますので、本業の会社に副業していることを知られたくない場合は、確定申告の際、住民税の納付を給与天引きからではなく直接納付(普通徴収)するように注意しましょう。
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